これまで9月に暫定でリリースされていた自動化機能の1つ「Notifier」ですが、ショボショボの設定画面しかない上に、細かな設定やテストができず、不便でした。そもそもNotifierって?Cygieneの通知機能の1つです。Cygieneは外部アプリケーションとの連携窓口の1つとして、Notifierを利用します。CygieneのNotifierは、単なるお知らせ機能ではなく、Cygieneのイベントを外部に通知するための、いわばEvent Publisherの機能を兼ねています。どんな風に使うのか主に、Detection(検知)を外部にイベントとして通知する場合に用います。例えば、Cygieneで検知したものを内製のスクリプトのエンドポイントなどにJSONを経由して伝えることなどができます。もちろん、Slackにそのまま通知したり、メールに通知して使って頂いてもOKです!今回のリリースこんなことができるようになりましたWebhookの細かな設定以前のリリースノート、10月開発状況でお知らせした通り、Webhookについて、細かな指定ができるようになりました。POSTだけでなく、GET, PUTにも対応するようになりました。APIキーなどの設定で必要となるヘッダも指定できるようになりました。保存されるヘッダは、安全のため自動的に暗号化するようになっています。APIキーやBearerトークンを安全に設定いただけます。送信元メールアドレスの変更とEメールプレフィックスメール通知において、送信元が cygiene@skygate-tech.com に変更されました。また、メールタイトルにプレフィックスを指定できるようになりました!構成したNotifierのテスト通知を試験したい場合に、簡単にテストすることができるようになりました!Webhook先に正常にイベントが飛ぶかを確認することができます。今後のNotifier機能について現在、Notifierは、ポリシーベースの通知、つまりポリシーで定めたアクティビティが発見された場合の通知先として、利用できるようになっています。今後、アカウントの状態やクラウドのステータスなどの変更検知などのイベントを外部にフックできるようになる予定です。また、Cygieneの管理機能と統合され、Cygieneのセキュリティ通知も行われる予定です。